充填機用ノズル
充填機用ノズルは、作業の効率化や液体の垂れ落ちを防ぐために重要なパーツです。
当社では、各作業用途に合ったノズルをご用意いたしました。こちらでは、それらノズルの特徴についてご紹介いたします。
標準充填バルブ用充填ノズル
当社では、容器の口径を最も効率よく利用するために、様々な工夫を施されたノズルをご用意しております。
水のような粘性の低い液体をシャワー状に吐出することで、液体の飛散を防止します。さらに、個々の細い孔に表面張力を働かせることで、液体の垂れを防いでいるのです。
また、粘性の高い製品では、液体の流れを良くするために孔を太くしています。さらにパイプを埋設することで、各孔から吐出した液体が再び寄り合って一列になる現象を防止しているのです。
大口径の容器に便利なMAXIバルブ用ノズル
MAXI充填バルブは、大型ノズルと組み合せることで、塗料用丸缶のような開口部が大きい容器でも、効率の高い充填が行えます。
このような機能を持ったプレートノズルは、インスタントの鍋焼きうどんに用いられるアルミ箔のお鍋に効率良く、うどんつゆを充填する際に使用されています。
泡立つ製品にはロングノズル
発泡製品を充填する際は、まずノズルの先端を容器の底面まで挿入し、液面下で充填します。これはボトムフィルと呼ばれる方法で、エアーの巻き込みが防止され、泡立ちが少なくなります。
全自動機にはもちろんのこと、半自動機の場合でもボトムフィルではノズル上下装置を組み込むと効果的な作業です。しかも容器を手で持ちノズルに挿入して充填することも可能です。
当社では、容器の大きさや口径によって使い分けられるように、/8"〜1.1/2"までのサイズのノズルをご用意しております。
シェアーブレードとプランジャーバルブ
シェア−ブレードは粘度の非常に高い製品や果実、野菜や煮込んだ肉などの混ざった液状製品の充填に優れた切れ味を持つ商品です。
また、プランジャーバルブは、エアーシリンダーによって横に走行するシャッターで液切れを計る充填口です。最近は安全性の問題からメーカーではプランジャーバルブを推奨しています。いずれも標準の口径は19mm、22mm、30mmになります。
